二年前(2016年)からほぼ変わらず使い続けてきた機材ですが、久しぶりにグレードアップしました。
AVT20のクリーンに
HT-METALのペダルボードを接続して使おうとしたのですが、クリーンで大音量(つまみ2時くらい)にすると無理をした割れたような感じの音に…
これにHT-METALの音を繋ぐと、つぶれた感じの抜けの良くない音になるのです。
仕方なく会場にあったAC15CC1(15Wフルチューブ)を使ったところ大音量でも無理のないストレートなクリーンが出ます。 これにペダルボードを繋いだところ難なく音作りが出来ました。
これによって、私のAVT20にはクリーンにペダルボードを繋ぐ使い方は向かないのだと痛感したのと同時にフルチューブのアンプは15Wでもかなりでかい音が出ることに驚きました。
そこで再びライブで使える自前のアンプが必要になったのです。
入手したのがこちら・・・
15Wのフルチューブでありながら、3チャンネル(CLEAN,RHYTHM,LEAD)+PRE-BOOSTというかなり実用的なアンプです。 PC接続でレコーディング~リアンプも出来ます。 友人から譲って貰いました。
- キャビネット(Hughes&Kettner HUK-TM112)
12inchスピーカー(Celestion Vintage 30)を一個搭載した小型キャビです。
以前の記事にも書きましたが、私は重いものを持ちたくない人です。
具体的に言いますと一個の重量が20kg以上のものを10m以上または、2階まで運びたくないのです。
今回買ったアンプヘッドは5.5kg、キャビネットは13kgです。
アンプヘッドは専用バッグに入れて肩から下げて運べるので、13kgのキャビであれば何とか許容範囲です。
しかし、それなりに音がでかいとはいえ、15Wのアンプでは爆音ドラマーのバンドだと音が負けることがあるそうで、全てのケースで使えるわけではないとのこと。
本来は50~60Wくらいのアンプを使った方が不足が無いらしいです。
それでも軽量にこだわってみたい、そんな想いが非力な私にはあるのでした。
IRT-STUDIOのサウンドは申し分ない音というか私には勿体ない音というか、今までの私の持つ機材環境の中で最高峰のサウンドです。
歪みが良いのは勿論のこと、何よりクリーンが美しいです。
HT-METALのCH1とCH2同様にRHYTHMの歪みよりLEADの歪みが太いのも凄く使い勝手が良いです。
私がHT-METALで使っていたサウンドをIRT-STUDIOで出そうとするとPRE-BOOSTをオンにする必要があるのですが、この音は静かなバラード曲ではうるさ過ぎるので今までのプレイではフロントPUを使ったりギター本体の音量を絞るなど工夫が必要でした。
IRT-STUDIOの場合はPRE-BOOSTを切るだけで充分バラードに使える適度なサウンドになります。
足元の環境で出来なかったことがもう一点。 クリーンの音量設定です。
これが出来るのは非常に有り難い!!
これらの操作が付属の4ボタンのフットスイッチで容易に行える所も素敵です。
このフットスイッチの良いところはリバーブのオン/オフも付いているところです。
ここぞというときに効かせたいときに効かせらるのは本当に使い勝手が良い。
IRT-STUDIOはプレイヤーが求める機能とサウンドを的確に与えてくれる実に優秀なアンプだと思いますね。
おかげで今までゴチャついていたペダルボードがスッキリしました。
HT-METALで悩まされていた真空管ノイズもIRT-STUDIOはそんなに出ないのでノイズゲート(
DECIMATOR II)もボードから外しました。
残ったのはギターの直後に繋ぐコンプレッサー(BOSS CS-3)とFX LOOP(SEND,RETURN)に
ZOOM G3のみです。
キャビネットのHUK-TM112はスピーカーにこだわって選びました。
Celestion Vintage 30は4発の上位大型キャビネットにも使用されるスピーカーで、トレブリーでない私好みのミッドが効いた美味しい音が出ます。
部屋では1Wモードでヴォリューム1くらいの音でが限界ですが、スタジオでは15Wモードでヴォリューム4くらいでバンド内でバランスが取れました。
フルチューブだけあってなかなかの音圧があって心地よく、HT-METALではハウリングが起きやすかった音量まで上げてもハウリングが起きませんでした。
G3の空間系エフェクトの効きもペダルボード内で使っていたときよりも格段に良いです。
アンプのFX LOOPの有難味を痛感しました。
前の記事で基本的に足元で音作りするって言っていたのに結局アンプヘッド買っているじゃないか!
と言われるかも知れませんが、スタジオでの音出しの後に小型アンプヘッドの利点を活かして足元接続に変更にしました。(詭弁かな?)
ペダルボードの上にアンプヘッドを斜め上に向くように設置。
アンプヘッドの台として折り畳み式のノートPCスタンドを使っています。
この配置だとアンプヘッドのFX LOOPとG3の接続に長いシールドは不要になり、15cmのパッチケーブル二本で済みます。
アンプヘッドの前段に繋ぐコンプレッサーも同様に15cmのパッチケーブルを使用するので、長いシールドはギターとコンプレッサーを繋ぐ3mのシールド一本で済みます。
スタジオやステージでは私の後ろにはキャビネットだけ置く配置になります。
そのために5mのスピーカーケーブルを自作しました。
そんなわけで二年間、大のお気に入りペダルだったHT-METALもしばらくお休みです。